ハノイの食事情をお伝えするシリーズ、
国の北から’21秋~食欲
最終第4弾は「お菓子」です。
【過去のシリーズはこちら】
日本でもおなじみのものから、
デジャヴ感満載のオリジナル商品まで、
一般的なハノイのスーパーに売っている
「なんかみたことあるお菓子」
をご紹介します。
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コアラのマーチ&カラムーチョ。
私が日本でもよく買っていた
甘&辛ツートップはベトナムでも人気。
かなりローカルなお店でも見かけます。
コアラは日本のと同じ味だと思いますが、
カラムーチョは日本のよりも
スパイスの主張が強めな気がします。
価格はコアラが16000ドン(80円)、
カラムーチョが22000ドン(110円)くらい。
ちなみにベトナムには・・・
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「コイムーチョ」という
スナック菓子もあります。
左・やきにく味 右・コーンポタージュ味
カラムーチョと同じ湖池屋ブランドで、
中身は日本の「スコーン」とほぼ一緒です。
こちらはなぜか約7000ドン(35円)と
カラムーチョの半額以下でした。
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袋の裏面には
ドラえもんオールスターズによる
「知力テストやってみよう」のコーナー。
ベトナム語を訳しながら
チャレンジしてみました。
Qスネ夫の将来の夢は?
Qタコの血液は何色?
Qベトナムの最初の首都は?
まさかの難問でした。
(正解は順に「ファッションデザイナー」「青」「ホアルー」)
勉強熱心なベトナム人の原動力は
コイムーチョなのかも知れません。
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こちらはOishiの
Snack Tôm(エビスナック)です。
エビが主原料のさくさくスティックが
やめられないとまらない、
新感覚のお菓子です。
日本にはないやつですね。
え?
かっぱ?
ちょっと何言ってるかわからないです。
ベトナムだけでなく、
東南アジア各国で売られる人気商品です。
いろんなフレーバーがありますが、
私が買ったのは上の写真、
「辛い」と「特別辛い」の2種。
身を投げる思いで
「特別辛い」にチャレンジしましたが、
ネーミングほど激しくありませんでした。
購入時の値段はたしか
5000ドン(25円)くらい。
日本の元祖よりだいぶ安いですね。
あっ!いや、
ベトナムのお菓子です!
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続いてチョコパイ。
かと思いきやよく見たら
チョコPNでした。
そんなことよりも。
大好きなスイカ味です。
目が合って1秒でかごへ。
14個で30000ドン(150円)。
ふわふわ感と歯にくっつかない具合は
日本のチョコパイに軍配が上がりますが、
これはこれでおいしいです。
ただ残念ながらスイカの味は、
「言われてみればそうかも」レベルでした。
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受験生の駆け込み寺、キットカットも
ベトナムにたくさんあります。
とくに目立つのは上記の抹茶味。
パッケージをよくご覧下さい。
「ほんかくてきまっちゃ」と
書いてあります。
日本語学習者が多いベトナムとは言え、
この本格的とは言いがたいひらがなが
どれほど認知されているかは謎ですが、
売れ筋のお菓子に日本語が書いてあるのは
日本人としてやっぱり嬉しいものです。
ちなみに
ベトナムの女性は抹茶が大好きと、
ベトナムの女性から教わりました。
以来、私のカバンの中には
何かしら抹茶のお菓子が常駐しています。
ご入り用の際はお気軽にお声がけ下さい!
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番外編、アイスです。
日本の商品もあるにはあるのですが、
一般的なスーパーではかなり影が薄く、
台湾や韓国の商品が
そのまま売られているのが目立ちます。
ちなみに上記写真の一番下にある
ベトナム産のアイスは、
「青マンゴー塩唐辛子味」でした。
いーや、ガリガリ君の切り口!
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早速食べてみましたが、
中央のうっすら赤い部分に
かなり本気の辛さが凝縮されています。
なんとあのエビ風味スナックの
「特別辛い」を上回る辛さでした。
青マンゴーの甘さで舌をだましながら
水を飲みつつ無事完食しましたが、
私は一体何と戦っていたのだろうと
いろんな意味で後味の悪い展開。
そんな私を助けてくれたのが
シリーズ第3弾でご紹介した
本物のベトナムフルーツでした。
もう抱いて寝ます。
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いかがでしたでしょうか。
今回はパッケージを中心に並べましたが、
こういうお菓子は海外を知る上で
とても役立つアイテムだと私は思います。
なぜなら、
そこで暮らす人(特に若者)の
嗜好がわかるから。
日本もそうですが、若い人向けの商品は
流行り廃りが激しい傾向にあります。
なので各メーカーはそれぞれの商圏で
気候や食習慣、流行等を徹底的に調べ、
味はもちろん形やパッケージに至るまで、
ターゲットの好み・関心に添った商品を
打ち出しています。
そうじゃない商品はすぐに淘汰されます。
すなわち、
ベトナムで売れているお菓子を見れば、
ベトナムに住む若者の好みが見えると
私は思います。
しかし時には、
「若者の好みを追うんじゃない!
我々が若者の好みを作るのだ!」
という気概を持ったチャレンジ商品も
リングに上がります。
そう、
青マンゴー塩唐辛子アイスのように。
私は日々、
売れ筋商品からベトナムを学んでいますが、
チャレンジ商品からは
もっと大事なことを学んでいる気がします。
ありがとう。
でも、
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あのアイスはもういいです。
以上、
国の北から’21秋~食欲
でした。
読んでいただきありがとうございます!
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