ベトナムはクリスマスの後もクリスマスだった話~すごいツリーを見つけました

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こんなタイトルの記事を、
大晦日の朝に書いております。

 

日本なら12月25日の夜更け過ぎに
クリスマスツリーがすごい勢いで
門松に変わる
と思いますが、

 

 

 

ここベトナム・ハノイでは、
大きな商業施設でも
クリスマスツリーを出しっぱなし。

一向に片付ける気配はありません。

 

 

そもそもこのお店、
年末年始のセールが1月6日まで続くのに、

セールの旗にツリーを載せてる時点で

全く片付ける気がありません。

 

 

「せっかく映えるもの用意したし、
 できるだけ使わなきゃ損。」

という発想もあると思いますが、

 

一番の要因はやはり、
「正月に対する認識の違い」

だと思います。

 

 

ベトナムでも1月1日は
元日であり、祝日なのですが、

こちらでは中国と同じように、
旧暦の正月を大々的に祝います。
(例年1月末~2月中旬)

ベトナムではこの旧暦の正月を
「テト」と言います。

 

日本でいう「正月3が日」的な休みも
ほとんどの人がテトに取得するので、

新暦の正月である1月1日は
「まあ祝うけど本番は約1ヶ月後」
という感じで迎えられます。

 

 

そんなわけで多くの商業施設は
正月間際でもクリスマスモードなのですが、

中でも抜きんでたというか、

一歩先ゆくツリーを発見しました。

 

こちらです。

 

 

ハノイ中心部にある
デーウーホテルのツリー。

 

なんと11月中旬の設置当初から、

「Merry Christmas」ではなく

「Happy new year」の文字が

掲げられています。

※上記の写真を撮ったのは11月19日。

 

 

夜になるとこんな感じ。

 

 

明らかにクリスマスっぽい
ムードを醸し出しながら、

実は最初から正月飾りという
強烈なギャップを生み出しています。

 

これぞ、ベトナムスタイル。

 

 

 

ちなみに私の勤務先も、
フロアの一角にツリーが残っています。

※12月30日撮影。

 

 

 

おや?

 

 

 

 

 

「家政婦は見た」的、トナカイ。

 

実は視線の先に・・・

 

 

 

 

 

もう一頭いました。

 

なんか見つめ合っています。

 

 

秘めたる社内恋愛を表現したのか、

はたまた、
「片付けられてたまるか!」という
トナカイ兄弟の逃走劇か。

 

 

誰やこんなドラマ作ったん。

 

 

こういうの大好き。

 

 

 

新たな年が皆様にとって
健やかで実り多き一年となるよう、

クリスマスツリーに願いを込めて。

良いお年を!

 

 

 

読んでいただきありがとうございます!

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