こんにちは。Gakujin@ハノイです。
2週間のホテル隔離を終え、
首都の街中で一人暮らしを始めました。
ハノイは一時ロックダウンが敷かれ
今も制限はありますが、
ベトナムらしい食事は
どうにか堪能できる状態です。
そこで今回は、
ベトナムビギナーの日本人が見た
ベトナム北部・ハノイの食事情、
題して、
“国の北から’21秋~食欲”を
シリーズでお送りします。
前提~今こんな状態です
ベトナムのコロナ対策は、
大胆かつ迅速に変わります。
首都ハノイも激動の日々ですが、
私の隔離が解かれたのは、
事態がだいぶ緩和してからのことでした。
南部のホーチミン市は依然大変な状態。早く回復しますように。
大まかな時系列を記しますと。
7月24日
ハノイでロックダウン開始
(不要不急の外出禁止)
9月16日
Gakujinベトナム入国・2週間隔離開始
9月21日
ハノイのロックダウン解除
フードデリバリーがOKに
9月28日
ショッピングセンターの営業再開
10月1日
Gakujin隔離終了・ハノイ生活開始
ということで、
これを書いている10月10日時点、
ハノイはこのような状態です。
・市内の移動は原則OK
感染者が出た場合はエリア単位で隔離
市外への移動は不可または隔離が必要
・小売店はほぼ通常営業
スーパー、市場、コンビニ等での買い物はOK
・飲食店の営業は持ち帰りのみ
・タクシーやバスはまだ休業
つまり、外食ができない今の状況下で
「食」を調達する手段は、
・持ち帰り
・デリバリー
・自炊(食材購入)
の3種に大別されます。
それぞれ、ご紹介します。
お持ち帰り
もしベトナムに流行語大賞があるとしたら、
2021年の大賞はきっと
「MANG VỀ (マンべー)」
になることでしょう。
マンべーとは「持ち帰り」の意味。
いま、ほとんどの大衆飲食店に
これを記した看板や張り紙があります。
持ち帰りは日本でも浸透しているので、
特に珍しいものではないですね。
では早速、私がマンべーした、
今週のマンべーダイジェストを
ごマンべー下さい!
まずはチャオ(おかゆ)です。
クアイと呼ばれる揚げパンをダンクして
食べるのが一般的。
ひき肉のような貝のような、
何らかの固形物が混ざっているのですが、
写真なし&ベトナム語のみのメニューを見て
直感で注文したので正体は不明です。
ただひとつ言えるのは、
ほどよい塩加減で、うまい。
揚げパン付きで25000ドン(約130円)。
すっと食べられる割に腹持ちが良いので
朝食にもぴったりです。
持ち帰りの容器は円筒型の紙製ですが、
ビジュアル面の都合上、写真はどんぶりに移したやつです。
続いてコムザン(炒飯)。
米の味付けは薄めですが、
上に乗った何かの野菜と牛肉の何かが、
ベストマッチのおかずとなっています。
値段はたしか50000ドン(約250円)くらい。
なんでこんなに情報があいまいかというと
ビールが進みすぎて
メモを取るのを忘れたからです。
すみません。。
そしてハノイと言えば
やはりフォー(米粉麺)です。
上の写真は鶏もも肉のフォー、
1杯50000ドン(約250円)。
写真がへたくそで伝わりづらいですが
ゴクゴクいきたくなるすっきりスープが
平打ちのフォーと相性抜群。
3日連続で夜の食卓を飾りました。
で、マンベーの際はこのように
スープと麺&具材を分けてくれるので、
麺がふやける心配なし。
容器も電子レンジOKのやつだから、
冷めても温め直せるんだなあ。
名店だもの。
そしてこちらは
先ほどのフォーと同じ店で売られている
フォーチョン(まぜそば風フォー)です。
1杯60000ドン(約300円)。
私も、隊員仲間のマサも
このまぜフォーにどハマりし、
3日連続で昼の食卓を飾りました。
フォーばっかり食べてます・・・
まぜフォーをマンベーしたマサと、
私のまぜフォーを狙う犬。
ごめんよ、犬。
でも、おめえに食わせるまぜフォーはねえ!
(C)河本準一さん
きびだんご持ってくれば良かった。
ほかにもベトナムのご当地スイーツ、
チェーのお店も軒並みマンベーシフト。
上記は何らかの果物チェー、25000ドン(約125円)。
日本でもおなじみのファストフードも
今はイートイン不可。
カーネルマンベーとなっております。
上記のコンボで90000ドンちょい。(約450円)
マンベーの利点は、
ふらっと通りがかった店で
ふらっと注文できる点にあります。
メニューの名前がわからなくても、
「あの人が頼んだあれ!」と
お店の人にジェスチャーすればOK。
すぐ食べられない不便さはありますが、
この時期に店の味を堪能できるだけでも
ありがたいと思わねばなりませんね。
以上、週刊マンベーダイジェストでした。
フードデリバリー
日本でも都市部ではウーバーや出前館など
フードデリバリーが普及していますが、
ベトナムでは配車サービスもやっている
Grab(グラブ)が主流です。
※ウーバーは2018年にベトナムから撤退しました。
これがすごく便利でして。
日本でフードデリバリーを
一度も使ったことがない私でも、
あっという間に注文できました。
アプリをダウンロードし、
名前や住所を登録したあと、
お店とメニューを選んで、
待つだけ。
注文するとアプリ上では、
「今調理中」とか「配達員今ココ」とか
現状を逐一確認できます。
到着直前にはバイクの配達員から
「もうすぐ着くよ!」と
電話やメールが来ます。
(英語でもいけました)
注文から15分弱。
近所なのもあり、予定より早く届きました。
支払いは現金でもカードでもOK。
ベトナム中部特産の麺料理、
ブンボーフエです。
野菜の主張が強すぎて見えませんがそうめんを太くしたような麺です
ぢるっ。
っかぁー。
うめぇ。
あったけぇ。
何の葉っぱか知らんけどいいにおいする。
配達料込みで8万ドン弱(約400円)でした。
当然マンベーより割高ですが、
十分な”おトクみ”です。
一方、フードデリバリーの弱点は、
「エリアによっては不便&使えない」
という点が大きいと思うのですが、
もう一つ、
ドライバーの都合に左右される
という点があります。
先日、トムヤムクンが食べたくて、
グラブでタイ料理を注文したところ、
先方の都合で2度キャンセルになりました。
理由は配達員が見つからないから。
注文した時、外は大雨だったので、
マンベーを避けグラブを利用する人が
とても多かったと思われます。
「店は今かなり忙しい」と書いてあります。
配達員がフル稼働なのに加え、
お店のピークタイムと重なった結果、
「オーダーを受けられない」
=キャンセルになってしまいました。
結局、時間をおいて再度注文。
トムヤムクンが届いたのは
最初の注文から2時間後でした。
それでも、買いに行く手間が省ける点は
デリバリーの強みですね。
えっと、
もともと2品のつもりだったのですが、
待ってる間にすごいおなか減ったので、
1品足しました。
片方サラダやと思ったらまさかの麺2品でした。
これもおひとりさまデリバリーの
醍醐味ということにします。
3品+配達料で20万ドン弱(約1000円)。
たいへんおいしゅうございました。
以上、
“国の北から’21秋~食欲”の
第1弾でした。
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