どうすればみんなに
興味を持ってもらえるだろう。
どうすればあの人たちと
仲良くできるだろう。
そんな風に悩んだ経験、
あると思います。
私も一日30時間は悩んでいます。
で、悩んだあげく、
やっぱザイアンスかぁ、と
いつも同じ結論に着地しています。
ということで今回は
シンプルイズベストの
心理テクニック、
ザイアンスの法則について
超訳します!
「ザイアンスの法則」とは?
ざっくり言うと、
見たり会ったりする回数が多いほど、
人は興味・親しみを抱きやすくなる
という法則です。
別名、単純接触効果とも言います。
わざわざ心理テクと言わずとも、
多くの人が無意識に使っています。
取引先の人に気に入ってもらうため、
あるいは好きな人にアプローチするため
まめにLINEしたりごはん誘ったり
その前に日々のあいさつ…
というのがまさにこれです。
テレビやweb、看板等の広告も、
選挙で候補者の名前を連呼するのも、
全てこの法則があってこそ、ですね。
で、このザイアンスの法則、
接触時間は短くて良いから
回数を重ねることが大事
とされているのですが。
回数重ねりゃいいってもんじゃない。
そこが難しいところなのです。
いやなものはいや。
当然ですが、
興味のない人&モノを
ごり押しされると
人は嫌悪感を抱きます。
例えばLINEやメール。
登録したっけ?という所から
どうでもいい情報がガンガン来て
あ”ーもーなんなんやこの業者!
という経験、あると思います。
もちろん、
元々嫌いな人&モノを
ごり押しされたら、
余計嫌いになるだけです。
大嫌いなゴキ○リが
接触回数を重ねてきても、
断じて親しみは覚えません。
引っ越しを検討します。
元から嫌われている人が
いくらアプローチしても無駄、
というか迷惑。
そんな残酷な一面も
この法則は持ち合わせています。
使うの、こわくね?
ザイアンスの法則は結局、
受け取る側の心持ち次第。
だから、シンプルな法則なのに
自信がなくて躊躇してしまい、
なかなかアピール出来ない。
そんな経験があるあなたへ。
わかるぞー!
私もいっしょだよー!!
では私のような人は、
この法則を使えないのか。
そんなことはありません。
実はザイアンスの法則を使う目的は、
「相手に好かれること」ではなく、
「相手の警戒心を解くこと」
にあります。
提唱者のザイアンスさんもそれに近いことを言っています
相手に好かれよう=嫌われたくない
と思ってしまうと
なかなか踏み出せないのですが、
「危ない人&モノじゃないよ!」と
アピールするだけなら、
そこまでハードルは高くないですよね。
これをわかりやすく教えてくれるのが
日本の大企業・ソフトバンクです。
ザイアンスで成功したソフトバンク
ソフトバンクはもともと
PCソフトの卸売業をしていて
業績は右肩上がりでしたが、
パソコンに詳しい人以外は
ほとんど知らない企業でした。
事業を拡大していた2005年、
プロ野球チームのオーナーとなり
会社の知名度は一気に高まります。
2006年にはボーダフォンを買収し
携帯事業に参入。
しかし国内シェアはドコモやKDDIに
水をあけられた状態からの出発でした。
そんな中、2007年、
お父さん=白い犬 でおなじみの
「白戸家」シリーズのテレビCMが
スタートします。
自社のことをほとんどアピールしない
謎の家族ドラマを大量投下したところ、
この年のCM好感度ランキングで
一躍、日本一となりました。
そこから前人未踏の8連覇を達成。
国民を味方につけた
ソフトバンクは2008年、
他のキャリアを差し置いて、
iPhoneの国内独占販売に成功。
圧倒的な強みをもって
スマホ時代を迎えたのです。
お気づきの通り、
このサクセスストーリーのカギは
ザイアンスの法則にあります。
プロ野球のオーナーになったことで
試合結果がメディアで報じられる度、
社名が日本中に発信され、
圧倒的な「接触効果」を手にします。
そして謎の親しみやすいCMを
バンバン打つことで、
視聴者の警戒心を見事に取り除いた。
「短くて良いから回数が大事」
という法則の本質をフルに活かし、
短期間で昇華させた好例だと
私は思います。
超訳!「ザイアンスの法則」
ということで、
「ザイアンスの法則」活用するコツは
・プロ野球のオーナーになる
・CMを大量投下する
・・・。
言ってみたかっただけです。
金も知名度もない私が
成功者から学ぶべきこと。
それは、
短くて良いからとにかく発信
という姿勢だと思います。
そこから私は、
ザイアンスの法則を
こう超訳します。
「プル型SNSをガンガン使うと
人は親しみを覚える」
プル型とは、
情報を見に来てもらう(=引き込む)
メディア形態のことです。
YouTube、Twitter、TikTok、
Instagram、Facebookなどが
あてはまります。
一方、LINEやメルマガのように
相手に直接届けるタイプのメディアを
プッシュ型といいます。
プッシュ型は即効性が高い反面、
情報を送りつける形になるので、
「いやなものはいや」になりやすい
デメリットがありますが、
プル型であれば
それが最小限に抑えられます。
社名や商品、サービスなど
モノをアピールしたい時はもちろん、
人脈を増やしたいとか
誰かと仲良くなりたいという場合も、
この超訳は生きると思います。
コロナが収まらないこのご時世、
「ちょっと顔出しました」という
対面接触は相手にもリスクですが、
プル型SNSなら
時間を問わず発信できますし、
私のような口下手人間にも
大きなチャンスになります。
前に述べた通り、
ザイアンスの法則を使う目的は
好かれるためではなく、
警戒心を解いてもらうため、
もとい、
まずは知ってもらうため。
だから内容うんぬんよりも
接触する回数が大事。
そうした視点で
インフルエンサーを見ると、
圧倒的な手数に気づかされます。
悩む前にもっと手を動かそう。
そんな自戒の念を超訳に込めました。
それでも自分を発信するのは
こわいという方へ。
10年以上前、
私が先輩にもらったアドバイスを
シェアします。
「大丈夫。世間はお前が思うほど
お前に興味はないから。」
一緒にザイアンス、
がんばりましょう!
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